今日は忙しく駆け回った。まず映画が12:40 からあって、何故かゆっくりしてたら遅くなっちゃって家を出たのが20分前。普通は自転車で30分かかるから遅れたら大変!と気持ち悪くなるほど急いだのだった(笑)。ちょうど劇場に着いたら映画が始まったところで私は汗だくだった。
見た映画は「死にゆく妻との旅路」。三浦友和さん主演。多分5、6年前まで日本の映画を見たりしてなかったんだけど、映画祭とかで日本の映画を見るようになったら、何故か三浦友和さんが出てる映画が多い事に気づいた。私がすごーく小さい頃から彼は活躍してたから、すごく年を行ってる感じがしてたんだけど、実際はそうでなくて若い頃から芸能生活を始めたんだと思う。当時はホントに気にしてなかったんだけど、彼が出てる映画を見て「この人は凄いなあー。。」と思うようになった。また彼が出てる映画は良いものが多いので、彼の出演してる映画がこちらで上映する場合は必ず見るようにしてる。話の内容は末期の癌におかされた妻と共に日本中を転々とする話。残念ながら最後がどうなるか分かっている上に映画の話は夫婦が旅をする話で、映画としてはちょっと物足りない気がした。それでもやはり泣き虫の私は泣いてしまった。劇場には多分監督の方がいたような。。。(最初に多分挨拶か何かがあったかもだけど、私は遅くてそれには間に合わなかった。でも映画の後で関係者っぽい人に挨拶してる人がいたので多分監督。。。? と思いつつその場を去った私。)
その後別の場所で「わが母の記」の関係者が記者会見をするというのでそちらに行った。毎年その場所ってのがホテルの下にある店やらカフェやらがある所の一角。そこにステージと椅子をもうけてやるものだから、そこに買い物に来た人達が「何事?」って感じで歩いて行ったりする。今日そこに行ったら何もない!! あー、油断した。絶対ここだと思ってたから場所をチェックしてこなかった。。しょうがないから外に出てインフォメーションの所で訊いたら「ホテルの5階」と言われてエレベーターへ。5階に行ったけどそれらしいものがないから、ちょっとウロウロして、映画祭の出品者の為のラウンジみたいのがあったからそこの人に訊いたら「6階」と言われた(笑)。それで6階に行ったんだけど、またラウンジみたいなとこがあって、そこには映画のチラシや雑誌とかがあるんだけど、記者会見っぽいのはやってない。またそこにいた人に訊こうと思ったら前にいた人がスゴーク時間を取ってて私は待たないといけなかった。ようやく私の番で訊いたらそこからすぐ近くのとこだった。急いで行ったら当然会見は始まっていて私は一番後ろに座った。関係者の紹介を逃したので誰だか分からない(笑)。でも樹木希林さんがいた。一応ここはフランス語圏なので質問に日本語で答えた後英語とフランス語に訳されるから時間が倍かかる(笑)。樹木希林さんは「私が言った事がこんなに長くなって」と言って客席を笑わせていた。他にも面白い事をポロッと言ったりして、ユーモアのある人だなあって印象だった。
記者会見の後はその場にいた人と話たり写真を撮ったり。私は去って行く樹木さんに「今夜映画を見るので楽しみにしてます」と言ったら「是非是非」と言っていた。
その夜の映画は9:30からなので家に帰って一休み。眠いっ。でもボーっとして過ごした。今度はちゃんと余裕を持って家を出たので上映の30分前ぐらいに劇場に到着。
その劇場は普段コンサートとかをやる所で大きくて綺麗。だから人が入ってないのが余計に目立った。。多分観客の殆どは日本人だったと思う。映画の上映の前に樹木さんと監督の息子さんで編集を担当した原田遊人さん(この名を聞いた時Eugeneかと思った。彼は英語も堪能なのでこっちの人かと思った。笑) が挨拶をした。監督の原田眞人さんはテレビ用の映画撮影の為に来られなかった。
映画は作家井上靖の原作を基にしていて、彼を小さい時に「捨てた」母親との関係を描いている。自分が息子として母親と接するのと作家として接するのはちょっと違う。というのも(私は彼の本は読んだことがないので知らないんだけど)、彼は自分の家族の事を本に書いてるから、作家として母親を見る目はもっと客観的というのか。娘の一人がすごく人を鋭く見ていて、父親の色んな面を発見する。この映画の良いところはまず俳優陣が全員役柄にピッタリはまっている。そして一人一人がとても個性的。それから主人公の母親と接して行く事でその周りの家族が成長していくところがとても良く描かれていた。他にも主人公の作家が常に母親に対して思っていた事とは別の事実が存在して、それが明かされるのが本当に上手に描かれていた。楽しくて笑わせる場面が沢山ある反面ホロッとさせる場面もあって。出演している全ての人達に好感が持てる。とても感動する映画で、当然私は泣きまくりだった(笑)。
この映画機会があったら是非見て欲しい。私は原作を読みたいと思った。
映画の後は外で樹木希林さんと原田遊人さんが客と談笑したり写真を撮ったり。暫くして階段を降りて行ったんだけど、私は感動してどうしても何か言いたくて(笑)樹木さんを呼びとめて「すごく良かったです。どうもありがとうございました(ってちょっと変かな?でもいい映画をありがとう、って意味だったんだけど)」と言って手を差しだしたら、私の手を取って「どうもありがとう」と言った。
すごくあったかくて力強い握手だった。

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