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修羅場2

<つづき>
またまたひえ〜〜っとなって、これはゴミがまだ中にあってそれが放ったらかしになっているから、その問題の元凶を何とかせねば!!!と思った。中に入ってそのゴミを取らないといけないんだけど、這い回るウジ虫をみて、それを踏んづけてプチプチする感触が嫌で(既に自分の家でやってたから)、どうしよう。。。と悩む事約5分。じゃあ、買い物袋を足に被せよう!となって、自分の家に戻って完全武装(足だけ)。それでもプチプチするのは嫌だな。。。とまた悩む事10分程。

その間Facebookにもその事を書いてたら、友人の一人が「警察呼んだ方がいい」とコメントしてきた。でも私は警察がゴミ問題如きで真剣に取り合ってくれるとは思わなかったんで、警察に電話をするのに躊躇した。それで友人に返信をして、「中に入る前に電話した方が良い?」と訊いたら、「した方が良い」と言われたんで電話をした。それでもやはり緊急だとは思われなかったのか、警官が来るのに30分ぐらいかかった。(騒音で電話した時の方が早かった!)それも警官は一人だけ。それで手短に説明して、表の戸は開いてないと思ったんで裏に連れて行って、警官が一人で入って私は外で待ってた。

5分ぐらいして警官が出て来て一言。
「死体がある」
私は気がぬけたってのか、よく分らないけど、「Oh」ってだけ言った。
その後私の頭にはまだ大量のウジ虫の事があってその元を外に出してもらう事が一番にあったので、その事を訊くと、警官は「自殺なんでその為の調査をしてからでないと死体を運び出せない」と言われがっかり。その後調書を書かされたりしたんだけど、その時に警官に、「中には入ってないって書いて」と言われて「入らなくて良かった!』とFacebookの友人に感謝。

そうこうするうちに隣人が家に帰って来たりで話したりしてた。その日は斜め上に住んでいる人がそこには今住んでいないから使っていいよ、と言ってもらえて一晩お世話になった。私の家と上には匂いを消す為の機械を置いて行って、それがとても五月蝿くて参った。嫌でも思い出してしまうから。

その後も修羅場は私にとっては収まらなくて、その後保険会社がまあ色々やってたんだけど、お金を使いたくないらしく害虫の駆除をしないで放ったらかしにされ、だからウジ虫は死体を運び出した後も暫く私の家からいなくならず、その上家の物を出さなければいけなくなった。死後約2週間程経っていたらしく死体が殆ど原型をとどめていなかったそう。だからそういう液体はもちろん下に行く訳で、私の所迄は来なかったものの(ウジ虫は来たけど) 上階の床と私の所の天井がかなり汚染されたらしくそれは全て取り除かないと行けなくなった為、私も引っ越しをしないといけなくなった。

その上そういう情報を当の本人の私に言ってこず、突然2日後に引っ越しできるかとか無理難題を押し付けられそっちの方がストレスになった。上の人に関しては、生前も迷惑をかけられたけど、死後も同じなんだと怒りがこみ上げた。全くの他人なのにここまで迷惑をかけられて、同情の気持ちが全く起こらなかった。

それでここは自分の持ち家なんでただ引っ越しで終わる訳にも行かず、リノベーションをしないといけなくなった。その間住宅ローンを払っている上にアパートを借りるお金なんてないから、どうしようと思ってたら、元夫が姉に相談してくれて、私を受け入れてくれた。一年以上経った今もまだお世話になってる。彼女には頭が上がらない。

この一年精神的にも金銭的にもすごく大変だった(と過去形で書いてるけど現在まだ大変です)。 白髪がすごく増えたし、かなり疲れてる。リノベーションも終わってないしお金もないしでどうするのこれ?状態。きっと大殺界とかそんな年なんだろうな。。。と思って、もう最悪を通り越した事を願ってる。