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英語を勉強するようになった理由

最近はホントにブログをさぼりまくってる!まあ仕事が超いそがしかったり、個人的に色々あってあまり書く事に集中できなかったってのもある。(今もそんな感じ)まあブログは自分で気ままにやってる事なので、ぼちぼちとその気になった時に書いていこうと思う。

私はいま英語圏の国で暮らしていて、会社では英語で後は時々翻訳の仕事をしている。でも私が学生の時に英語がいつも得意だった訳ではない。

英語は中学一年の時から学校で習い始めた。最初は「This is a pen」とか「Hi Nancy, how are you? 」といったとても簡単な英語で一年生の時はかなり楽だった。ところが2年になったあたりから、教科書の文章も段々長くなっていったり、複雑になって授業についていけなくなった。ただ単語を辞書で調べるだけでは文章にならなかったから私にはお手上げだった。高校に入ってもそれは同じで、もうこの時点ではほぼさじを投げてたと思う。

高校に入学して半年経った頃、私は家の事情で転校した。最初に入学した高校は新設校で、校則もとても厳しいし、学校側も勝手が分からないのか授業もかなり難しくて私は落ちこぼれっぽかったと思う。もともと成績は私はいつも真ん中ぐらいな感じで、何故か数学は凄くできたけど(自分で言うのも何だけど、他に誇れる所がないからここだけはきっちり言わせてもらいます!笑) 他はごく普通だった。(そして社会科系統がとっても苦手だった)

それで住んでた愛知県から長野の方に引っ越して、そこの高校に中途入学した。その間色々あって多分一ヶ月ぐらい学校に行ってなかった気がするんだけど、一応入学試験みたいな物もして受け入れられた。そこでも私の英語は相変わらずだった(笑)。英語の先生は割とシャキシャキした男の先生だった。先生が質問をして生徒を指してその生徒が答えられないとその後どんどん別の生徒を指して行って、誰かが正解を答えられるまで全員あてられた生徒が立っていないといけなかった。まあ私が当てられても多分答えられてなかったと思う。

ある日何時ものように英語の授業で先生が質問した。内容は「It's nice weather, isn't it?」(今日は良い天気ですね)という文章に対しての答え「It is.」だった。普通質問されたらyesかnoで答えるところをこの文章ではただ「It is」と言っていてIt isと言ったらそれまでは「それは〜です」って訳してたから訳し方が分からなかった。それを先生が皆に何て訳すのかを訊いた。生徒はみんな私と同じ感じで誰も答えられなかった。当然どんどん立って行く生徒が増えて行った。そしてクラスで一番できる生徒も当てられたんだけど、彼女も答えられず立ったまま。私はまだ当てられなくてドキドキしてた。でも誰も答えられなくて、とうとう私の番になってしまった。私は全く分からず、やけになって「そうですね」と言った。そしたら正解だった!!!(爆笑)正解を言った本人がぽかーんとなってしまった。でもおかしいのがこれがきっかけになって、それまで嫌いだった英語がすきになった。私でもみんなが答えられなかった事を答えられたみたいなところで変な自信がついたのかもしれない。同じぐらいの時期に私は洋楽に興味をもつようになって英語の歌詞の意味を調べたり、テレビでのインタビューを見たりしてそれを分かるようになりたいと思った。

いざ興味がわくとそれで勉強をするようになって、不思議だけど学校でも英語ができるようになって、先生もみんなが答えられない質問を私にふったりするようになった。それで答えられたらまた自信がついて。。。といい風に行ったんだと思う。数学は相変わらず大好きで出来てたからその時は英語と数学がとびきりいい成績で後は普通。。。(相変わらず)って感じだった。(今でも必ずクラスに一人か二人いる頭良い生徒はどうして全科目できるんだろう。。。と不思議)そして相変わらず社会科系統は苦手で私は歴史のおかげで卒業がとても危なかった!!(確か学校に休み中に登校してレポートとか書かないといけなかった。本を読んで感想文も。。それでお情けみたいな感じでやっと赤点から逃してもらった!!!笑)

こうやって考えると高校を転校したりかなり大変だったけど、私に言えるのはもしあのまま高校を転校しないでいたら卒業できたのかどうかすら分からないってこと。当時の状態で私の性格からして奮闘して授業に追いつけたかどうかはとても疑問。だから次の学校で偶然ながらも小さなきっかけで頑張るようになったから結果的には良かったな、と思う。ホントに何がきっかけで変わるか分からない。あのまま愛知にいたらカナダに行きたいとも思わなかっただろうなと思う。そういう事を考えるとすごく不思議になる。