RSS

Fort McCoy

今日は何か忙しかったなー。明日から短編映画の撮影の手伝いがあるから今日はゆっくりしようと思ってたのに、昨日Eric Stoltz の出演してる映画がモントリオール世界映画祭で上映すると分かって、それも今日しか見られる日がないからいかなきゃ!! と焦ってた(笑)。チケットが残ってるかすら分からなかったから、これで売り切れだったら悲しいなー、と思いつつチケットを貰いに行ったらチケットはまだあった! やったー。上映時間の30分前には既に席に着いてた(笑)。そしたら暫くして3-4人の女性が来て立ち話をしてて、スクリーンが見えなくなってて、そしたら何故かかなりまだ早いのに上映が始まったのでえーっ。。って感じでその前の女性達に座ってもらいたくて「座って下さい」とか言いたくなった。そしたら聞こえてきた話からすると、どうも関係者っぽかった(笑)。結局上映し始めたのはテストか何かだったみたいですぐ止まった。暫くしたらマイクを持った女性がちょっと説明を始めて、監督が同席してると言った。そう、前にいた邪魔な人達は監督(兼女優、兼ライター、兼プロデューサー) とその娘(映画にもシンガーの役で出てた) だった!!(爆笑)

何も言わなくて良かった(笑)。。。

映画は第二次世界大戦の時に捕まった日本人とドイツ人を収容してた所がウィスコンシン州のFort McCoyってとこで、そこにはアメリカ兵も住んでる。ジュネーブ条約をちゃんと守って捕まった兵士たちもちゃんとした権利もあってわりと自由に生活が出来ている。そこに家族で住む事になったスターン一家。物語は娘ガーティーの目から語られてる。父親はドイツ系アメリカ人で床屋をしてる。母親は電話を取り次ぐオペレーター。そこで捕虜になってる同じ年頃のドイツ人の男の子と言葉が通じないながらも交流を持つようになる。そこにいる兵士達は殆どが出兵されて帰って来ない兵士も沢山いるけれど、そんな中で何とか普通に暮らそうとしている人達。そんな人達の生活を静かに描いていた。

実はこの物語は監督の家族の話。映画の中の娘は監督の母親。だからとても特別な思いで作った映画というのが痛い程良く分かる映画だった。静かな感動っていう感じだった。大きな事件が起こったりする訳じゃないけど、いろんな出来事があって、その中で頑張って生きてる。余り上手く言えないけど、感動だった。Eric Stoltzは父親を演じていて、ドイツ系アメリカ人の為に差別されたりして、本当は国(アメリカ)の為に戦いたいのに(年齢と健康上の問題の為に)それが出来なくて歯がゆい思いをしているのを良く演じていた。途中で牧師さんが彼に言う、「大切なのは何を持ってるかじゃなくて、何をオファーできるかってこと。」というのがとても印象的だった。

映画の後は監督(映画の中では母親を演じていた) が質問に答えてたんだけど、いろいろな歴史を説明してくれて、とても興味深かった。途中で涙ぐむ場面もあった。特に彼女の母親(映画のなかでは娘) がこの映画を見た時の話はこちらももらい泣きしそうだった(私は涙ぐんでました。笑)。本当にこの映画の思いがこちらに伝わってきて、この映画が出来て良かったね、と思ったし、感動出来る良い映画を作ってくれてありがとうとも言いたくなった。

アカデミー賞を受賞するような大作ではないかもしれないけど、お勧めの映画です。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

ニュースで日本から「アントキノイノチ」がモントリオール映画祭に出品するってやってました。主演の岡田将生くん、榮倉奈々ちゃんと監督がそちらに行ってるそうです。観に行く?

Meg さんのコメント...

匿名さん、
コメントをどうもありがとう! 「アントキノイノチ」は見たい映画の一つだったんだけど、上映したのが金曜の夜(9:30) で土曜日に6時起きで夜遅くまで映画の撮影の手伝いで寝ないといけなくて見れなかったです。土曜にも上映したけどそれも見られず。金曜にはプレスコンファレンス(一般の人にもオープン)もやってたみたいですよ。映画見られなくて残念。
日本の映画で見るつもりなのは「わが母の記」と「死にゆく妻との旅路」です。