今日はまたまたFantasia Film Festival に行ってきた。今日見た映画はWake in Fright。これは70年代の映画なんだけど、長い間フィルムが行方不明になってたそうで、あるプロデューサーがイギリスやアメリカを情報を頼りに探し回った。最終的に見つかったのはアメリカーのピッツバーグの倉庫で、フィルムやサウンドテープなど全ての物がコンテナに入れてあって、そのコンテナには「廃棄処分」と書いてあったそうだ。で実際全てのフィルムは一週間後に廃棄される予定だっので、ホントに間一髪って感じ。
その後フィルムはオーストラリアに送られ復元されて新しい35mmフィルムにトランスファーされた。
そういうめでたいいきさつで監督も出席してた。監督はカナダ人でもう長く監督をしている人なので貫禄があるというか、話もとても興味深かった。まず映画の前にいきさつを説明してくれて、映画の後は客からの質問に答えた。
映画の内容はオーストラリアの田舎で学校の先生をしている男の人がクリスマス休暇にシドニーに帰ろうとして飛行機を待つのに訪れた町で体験する話。ギャンブルでお金(と飛行機の切符)を失くして地元の人のお世話になるんだけど、これが一日中ビール飲んで夜はカンガルーハンティング。。そこで今まで知らなかった(知りたくなかった)自分の姿をみつけて。。その町を去りたくてもお金が全くないのでできず、どんどん染まって行くみたいな。
オーストラリアの人達によると、オーストラリアの真の姿を描いてるってことでオーストラリア映画のベストの一つだそうだ。真の姿って言ってもどちらかというとネガティブな面だけど。今でもこういう孤立したエリアはあるそうで、見ていて興味深かった。
一つ面白かったのはオーストラリアってクリスマスの時期は夏なんだよね。。見るからに暑そうだし、蝿がうようよいたんだけど、監督によるとわざわざ撮影の前に何十匹も蝿を放してたそうだ(監督は毎日何匹かは口の中に入ってくるんで飲んじゃったと言っていた。笑)。汗とか俳優の顔にあるの、あれ霧吹きじゃないよねー。。と思いながら見た(笑)。
多分全ての人が気に入るような映画ではないかもしれないけど、重要な映画の一つなんだろうなと思う。見ていて初めてマッドマックスを見た時の気持ちを思いだした。こういう世界があるんだねーって。周りが何もない砂漠みたいで砂埃りが舞ってるみたいな。
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