私はプロダクションアシスタントで、ちょこちょこといろんな手伝いが必要な時にヘルプする係(何でも屋みたいな感じ)。経験不足なのと、知識不足なんで、私にはちゃんと一人前には仕事ができないから、こんな感じで手伝いが出来るだけでも嬉しいし、またかえって足手まといだなー、と自己嫌悪になったりする。それでも大抵はクルーの人は親切だし苛々しないでこれやってと言ってくれる。
でもやっぱり撮影の邪魔になりたくないし、前にも書いたようにシャイで積極的ではないので、後ろの方にいて自分から「これやろうか??」とはいい辛い。そんな時にバンドメンバーの一人が撮影場所の装飾とかしてて私にこれこれを動かして。。とか言ってきたんで動かしてたんだけど、もう一人のプロダクションアシスタントの人(男)にもヘルプを頼んでた。そしたらその人は私に何も言わずに私を後ろに押すようにして私が運んでた物(大きな鉄製の棚+ 植木)を運びだした。「それ重いから僕がやるよー」とか言われたら、「あらあら気にしないでー。私こうみえても力持ちだから(力弱そうには実際見えないと思うんだけど)」(笑)とかなったと思うんだけど、イマイチ私にはその人の意図が分からずちょっとカチンときた(笑)。「何で私にやらせてくれないの?」と訊いても何も言わん。何でしょう、この人は。。? とすごーく第一印象が悪くなった。でも後で思ったのは、前にドイツ人の人の物言いに「何?その上から目線の言い方は?」と腹立った事があって、でもその後に同僚に「あれはドイツ語訛りだからああいう風に聞こえるのかな?」と言ったらその同僚も私がどう思ってたか興味があったと言って、その後にそうだと思うと答えてたんで、今回も多分違う国の作法ってか態度ってのがあってきっと悪気は無いんだろうと余り深く考えないようにした。
撮影自体は家の中の撮影も沢山あって、余り沢山のクルーがカメラの近くにいるとかえって邪魔だし、前述の男が手伝えるし(その人は結構カメラの近くにいて、細々とやってたみたいだから私に出来る事はもう 無いだろうと思った)、割と皆食べた皿をそのまま流しに残してて、その場にいる人数を考えると皿が山のようになって皿洗いが必要だったから、家や職場じゃやらんくせに(笑)今回は率先して皿洗い屋さんになってた。自分に出来る事があったからホッとしたのもあるし、どうせ皆忙しいから皿洗いまで気を使ってられんし、別に気にならなかった。あとは昼食にバンドメンバーと一緒にサンドイッチ作ったりとか(家では料理なんて面倒な私なくせに。笑)結構楽しかった。そしたらプロダクションマネージャーの女の子が悪いと思ったのか結構気を使ってくれた。私としては「やる事があってあー良かった!」と思ってたんだけど(笑)、せっかく撮影の手伝いに来てて何も撮影の手伝いをしてないから可哀想と思ったのか、他のクルーにも何か言ったらしく、シネマトグラファーの人が「この後は彼(前述の男)と交替してもっと手伝ってもらうから」と言ってきた。私は恐縮して、いや、でも彼の方が経験も知識もあるみたいだし。。とか言ってた。でもお礼も言った。
その後プロダクションマネージャーはちょっとその男にムッときてたのか私がやってた事(皿洗い、掃除等)をやらせようとしたらしい(笑)。そしたら後で彼はプロダクションマネージャーの袖を引っ張って脇に行って(因みにプロダクションマネージャーは撮影の色んな事を計画・管理をする人)、「僕はわざわざ無料で撮影の手伝いに来てる。でも皿洗いをする為に来た訳じゃない」と言ったらしくプロダクションマネージャーはかなり怒っていた。私は、あー、やっぱり経験は一応あってそういう下っ端の仕事がしたくないんだな。。と思った。でも問題なのは、彼は今回プロダクションアシスタントとして雇われてて、それって、言われた事を何でもやる(道路の整理なんかもある)訳で自分がやりたくないから。。ってやらないのはちょっと我がまま。私の場合は知識も無いから何かできれば嬉しいけど、彼にとっては違うんだな、と思った。
今回の事でこういう人もいるんだー。。と勉強になった(?)。この人とは一緒に働いてても余り私にはいい気はしなかったんで、2度と撮影で一緒にならないといいなーとマジで思った! 取り敢えず私は皿洗いとサンドイッチ作りのプロになって(大嘘)まあ、撮影の為の技術的な事は本当に悲しいけどまだまだ(泣)。でもめげずに頑張っていくぞー。。と気合いを入れてる。
撮影の1シーン。

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